定年後のお金

終活

さて、今年も残すところあと僅かとなりました……ちょっと前に、もうGWだ、もうお盆だ、と言っている内にクリスマスがきて大晦日がやってきて一年が終わってしまいます(-_-;)

いや、このブログもっと書き始めていれば良かったなと思わんでもないんですが、遅すぎるということはないはず。
もう42歳と受け取るか、まだ42歳と受け取るかで行動は違ってくるはず(^o^)

そう、貯蓄なり資金の運用も40代からでもまだ間に合う……はず(-_-;)

さて、終活を考える時に気になってくる事柄の一つに、定年後のお金という話題はないでしょうか。
私はめっちゃ考えちゃいますね(-_-;)


いや、先日投資していたアメリカの株が、一時は3含み益が倍くらいにまで膨れ上がったのに、今やマイナスでン百万(T‐T)
もう一度コツコツ貯め直さないといけません……

と、私の愚痴ばかり書いていてもしょうがありません。
まずは、老後の生活にかかるお金について考察してみましょう。

内閣府が平成28年に公表した高齢社会白書によれば、高齢者世帯の多くで、公的年金が収入のメインとなっている実情がわかります。

具体的に書くと、65歳以上の方のみで構成する世帯の年間総所得の平均はおおよそ300万円になるんですが、そのうち公的年金や恩給による収入がおよそ203万円なんですね。
大体、総所得の7割前後が年金や恩給によって生活を形成していることがわかります。
さらには、世帯収入の8割以上が公的年金や恩給である世帯も、7割前後を占めてる、というデータがあります。

そりゃ日本のGDPも下がる訳ですよね(-_-;)

高齢化社会だと言われて久しい日本ですが、総人口が減少している状況下で65歳以上人口は3625万人と過去最多、かつ総人口に占める割合も29.3%と過去最高……日本の65歳以上人口の割合も世界でナンバーワン。

サッカーで言うなら、11人のプレイヤーのうち、3人がレッドカードで退場くらっている状況なんですから、抜本的な改革と言えるレベルの政策を打ち出したとしても、土台が揺らいでいるような状況下ですからまともに世界の経済状況に太刀打ち出来ない可能性が高いのに、小手先の小細工レベルの政策しか30年打ってこなかった結果でしょう。

まぁ、日本の財政論とか少子化対策とかをここで言っても始まりません、話を戻しましょう。

高齢者世帯の収入源について話したので、次は貯蓄額にいきましょう。

貯蓄額はどのくらいなのか。

2022年の金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[総世帯]によれば、60代の平均貯蓄額は1689万円、70代についての平均貯蓄額は1755万円となります。

ただし、これはあくまで平均値であり、貯蓄額の多い一部の世帯が金額を押し上げているため、注意が必要です。

データを取った世帯を貯蓄額の低い世帯から高い世帯へ順番に並べたときに、ちょうど真ん中にくる世帯の貯蓄額を参考にすると良いでしょう。

中央値で考えると60代で552万、70代で650万となります。

ちなみに40代の平均貯蓄額は785万、中央値は200万。

うーん、株の損失分が痛い(T-T)

とりあえず、感覚としては中央値の方が私たち一般的な「平均値」に近いと思われます。

少し古いデータになりますが、平成23年の内閣府による「高齢者の経済生活に関する意識調査」によれば、高齢者世帯の貯蓄目的のうち62.3%が「病気・介護の備え」のためで、最も多いんですよね。

また、平成27年の家計調査によれば、65歳以上の高齢者が世帯主になっている2人以上の世帯のうち、無職世帯の1か月の消費支出の平均は約25万円、うち約7万円が食費への支出となります。

ちなみに、2023年の単身世帯の食費の平均は1カ月あたり4万6391円。
みんな、意外と食費に金かけているんですね。
私も食べ物にはお金かけているつもりでしたが……ちなみに私は男の一人暮らしで月に4万5千前後ですので、ほぼ平均。
以前は3万かけずにしっかり食べながら貯蓄していたのに(-_-;)

なお、この統計によれば、保険医療への支出の平均は1.5万円で、全体の6%前後。
交際費と教養娯楽費の合計が約5万円で全体の2割を占めているんで、私が家計簿的に真っ先に手をつけるならここでしょうね。


私ならここ、毎月2万以下になると思います。
と言うか、家計簿見返して書籍費と遊行費で2万超えた月は……あ、株の含み益で気が大きくなった時に旅行とかPCの買い替えとかしていますね、ガッツリお金使ってました(-_-;)

私の体験談から話をまとめると、大きな臨時収入がある時にも気を大きくしてしまうとダメってことでしょうかね。
いや、ちゃんと含み益が計算通りに収入に繋がっていたら、7万、8万くらいのお金は全然大丈夫だったんですが、と言うかPCの買い替えって普通にお金かかりますし(いいわけです)

宝くじで高額当選した方が数年以内に7割が破産する、という話をご存じですか?
まぁ、あの話、色々なモノが独り歩きした結果そうなったデマなんですが、悲惨な末路を迎えた高額当選者の事例はそこそこあるようです。

私の株の含み益の話ではありませんが、皮算用と言うか、気を大きくし過ぎるとマズいので、定年後のお金をしっかり用意したいという方は、お金を計画的に運用することが求められるでしょう。

まずは、家計簿をつけて自分のお金の流れを把握することから始めましょう。
そしてどこの金額をカットするのか検討し、実際に削っていって問題ないか確認してみましょう。

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