断捨離で捨てられない品物を手放す4つの方法

終活

終活の一つに遺品整理があるんですが、存命中から不要なものを整理しておくと家の中がスッキリすること以上のメリットが得られる事があります。

断捨離として一時期ブームになっていたこともありますが、断捨離はただ捨てるだけの行為ではないんですよね。

断捨離とは、物や思いを整理するための哲学や手法を指すんですが、この言葉は、「断つ」「捨てる」「離れる」の三つの要素から成り立っています。
物理的な物を整理するだけでなく、心の中にある不要な感情や思い出も整理することを目指します。
特に現代社会では物が溢れ、多くの人が物に囲まれて生活していますが、断捨離を実践することでよりシンプルかつ心地よい生活が実現できます。

この考え方はただ単に物を捨てるのではなく、自分にとって本当に価値のあるものを見極め、不要なものを手放すことに重きを置いています。
物には多くの思い出や感情が結びついているため、手放すことが難しいと感じる人も多いでしょうが、断捨離を通じて自分にとって何が大切なのかを再確認する意味も含まれています。
自分にとって何が必要で何が不要なものなのか。
これを再評価し、無駄なものは捨てることで、心の余裕を持つことができ、家のスペースにも余裕ができます(笑)

さらに断捨離は身の回りの整頓だけでなく、精神的な安定にも寄与します。
物を減らすことで、視覚的なストレスが軽減され、心も軽くなると言われています。
結果として、生活の質が向上し、より充実した日々を送ることができるようになるのです。
このように、断捨離は単なる整理整頓ではなく、心の整理も含めた総合的なライフスタイルの見直しとも言えるでしょう。

断捨離を実践することで得られるメリットは多岐にわたります。
まず、物理的な空間を整えることができる点。
整頓された空間はストレスを軽減し、また、物が少なくなることで掃除や整理整頓の手間も減ります。
これにより、時間の有効活用が出来るようになります。

さらには、精神的な側面でもメリットがあります。
不要な物を手放すことで、自身の価値観を再評価し、自分自身の正直な心情を再確認できます。
自分にとって本当に重要なものな何であるのか。
そして不要なものは何であるのか。
こういった事柄に目を向けることで、品物を整理し、結果として先述したように時間の効率化などの生活の質が向上します。
このプロセスを通じて、今までにはなかった明確な目標を持つ、ということも有り得るでしょう。、

さらに、断捨離は人間関係にも良い影響を及ぼします。
物を手放すことで、自分の生活を見直し、他者との関係についても考える機会が増えるからです。
断捨離を通じて心の余裕が生まれることで、他者とのコミュニケーションがよりスムーズになり、充実した人間関係を育むことができます。

そんな断捨離の方法は多岐にわたりますが、まずは部屋全体を見渡しましょう。
そしてどの部分から手をつけるかを決めることが大事。
一気に全てやろう、なんて思うと気持ちが萎えてしまいます。
少しずつ、コツコツ進めていくのが心理的な負荷をかけない方法の一つです。

次に、品物をカテゴリごとに分類する方法。
衣類、書籍、雑貨。


こういった品物をカテゴリごと、同じ種類の物をまとめておきましょう。
そうすることで、どのカテゴリの品物を、どれだけ持っているか把握しやすくなります。
この時、使用頻度や必要性を考慮すると選別しやすくなるでしょう。
また、断捨離の際には「感謝の気持ち」が重要です。
手放す物には、それぞれの思い出や役割があった品々です。
感謝の気持ちを持ってお別れすることで、心の整理も進みます。
このように、断捨離は単なる物の整理ではなく、心の整理とも言えるプロセスであることを理解することが、成功の鍵です。

そんな断捨離を進める上で、抑えておきたいポイントが四つあります。

第一に、感情との対話。
感情との対話なんて悟りでも開くのか、と引いてしまった貴方(笑)
宗教は絡みませんんのでご安心を(笑)

そもそも貴方にとって中々捨てられない品物ってどんなものでしょうか? 高価なものですか? 限定品でしょうか?
私は、思い出の詰まった品、と答えますね。
私たちの感情がより深く結びついている品にに対して感謝の気持ちを伝え、お別れの言葉をかける、あるいは簡易的な式を執り行うことで、手放すことがスムーズになるかもしれません。
ただ、そこまでしなければ手放せない品、ということは貴方にとって重要な品である可能性が高いので、そういった品は無理に捨てなくても良いのでは、と個人的には思っています。
断捨離って取捨選択ですからね、これは捨てない、と選択するのも断捨離かと思います。

二つ目。

その品物の使用頻度を振り返ってみましょう。数年にわたって使っていない品物は、本当に必要ですか?
ウチの母が良い例なんですが、購入してから一度も使っていないミキサーを五年以上、母は未だに持っています。
貴方から見て、母にミキサーは必要ですかね(笑)

こんな感じで、使わないものばかりが増え続ければ、それはどれだけ家や物置が広大でも早々に限界がくるでしょう。
こういった使っていない品物を手放すことでスペースを確保し、身軽な生活を送れるでしょう。

お勧めの方法は、フリマアプリ。
自分にとっては不要なアイテムでも、他の人にとっては貴重なものであることは普通に有り得ることです。
母にとってミキサーは必要ありませんが、頻繁に野菜や果物でジュースを作る方にとってミキサーは欠かせないアイテムでしょう。
フリマアプリを活用し、アイテムを誰かに送り届けることは断捨離を進める上で有効な方法の一つです。
不要なものを整理して誰かに喜んで貰う、一石二鳥です(^o^)

三つ目

期限を設けましょう。
例えば『来週までにミキサーを手放す』という感じで、具体的な期限を設定します。
こうすることで行動を促し、期限を意識することで優先順位をつけて物事を進めることができます。
結果、無駄に悩む時間を減らすことにもつながります。

四つ目

友人や家族に手伝ってもらうこと。
他者の目を借りることで、自分では気づきにくい物の重要度や必要性を再評価できます。
母は『いつか使うから』と言っていましたが、私と父に『そのミキサーは購入してから五年間、一度も使われていない。十年、二十年と使わない可能性の方が高い』と説得して断捨離させました(笑)
また、一緒に作業をすることで、客観的な視点が加わり、効果的に断捨離を進めることができます。

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