認知症対策に避けたい食べ物4つ

認知症

認知症は、高齢者の間で増加している深刻な問題です。適切な食事は、認知症のリスクを低減する上で重要な役割を果たします。

しかし、私たちが摂取する食べ物には、認知症を引き起こす可能性があるものも存在します。本記事では、認知症予防のために避けるべき食べ物と、健康的な食事のポイントについて詳しくご紹介します。

認知症予防は、脳の健康を維持し、認知機能の低下を防ぐための一連の取り組みを指します。

具体的には、生活習慣や食事、運動などを見直すことで、脳への負担を軽減し、認知症を発症するリスクを減少させることが目標です。

最近の研究では、食事が認知症に与える影響が注目されており、特定の栄養素や食材が脳の健康を保つ鍵となることが示されています。

認知症は、脳の神経細胞が徐々に死滅していく病であり、記憶力や判断力、日常生活における機能が低下します。

これにより、患者自身や家族の生活の質が大きく影響を受けるため、予防策が求められています。特に高齢者に多く見られるため、若い頃からの予防意識が重要です。

食事は脳の健康に直接的な影響を与えるため、食生活の改善が認知症予防に役立つとされています。適切な栄養素を摂取することで、脳の機能を支え、神経細胞の健康を守ることができます。

で、今回は認知症対策で『避けたい』食べ物。

予防するための食品ではありませんので悪しからず。

いや、予防する食品についても数日以内に書いていく予定ですが、でもなんとなく、想像つきません(-_-;)

まぁ、それ言ったらこちらの避けた方が良い食品も想像つきそうですけど(-_-;)

これから、避けるべき食べ物や推奨される食事のポイントについて詳しく見ていきましょう。

認知症予防において避けるべき食べ物は、まず高脂肪食品。

脂身を食べ過ぎてしまうと、魚系の脂(DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸)よりも高血圧の状態になってしまう可能性があります。
高血圧の状態になってしまうと、アミロイドβなどの特殊タンパク質が脳内に蓄積しやすい環境が作られてしまう=アルツハイマー型認知症につながる可能性が高くなるのです。
あと、赤身肉に含まれる鉄分が多すぎると体が糖化し、老化の原因にもなる、という意見があるんですが、個人的には赤身肉は良質なたんぱく質ですし、こちらの記事でも紹介したように、筋トレするなり有酸素運動するなりして身体を鍛えることはアルツハイマー予防につながるんですよね。

認知症対策~認知症を防ぐには
認知症対策で認知症を防ぐにはどうすればよいのかまとめています。

きんさん、ぎんさんの例ですね。

で、良質なたんぱく質って筋肉を作るのに不可欠な要素でもあるので、『食べ過ぎるとダメ』ってところなんでしょう。
赤身肉は適度に食べましょう。
1週につき500gを目処、と書かれていますが……私はもっと食べているなぁ、大丈夫か私(-_-;)
あと、飽和脂肪酸が多い肉の脂身は認知症を悪化させやすいという情報があります。
高脂肪食品は、脳に悪影響を及ぼす可能性が高く、特に飽和脂肪酸が多く含まれる食品は、血管を詰まらせる原因となり、脳への血流を悪化させることがあります。
その結果、認知機能が低下し、認知症のリスクが高まるのです。

次に、砂糖。

砂糖の過剰摂取は、認知症のリスクを高める恐れありとの研究結果があります。

もう少し具体的に言うと、特に炭酸飲料。

アメリカのコロンビア大学の研究チームが実施したもので、高齢者2,226人を7年間調査。

対象者が取った食事と飲み物は、加糖されたものについて逐一記録を取って認知症との関係性を調査したものですが、これの研究によると、加糖された飲食物、1日あたりの糖分摂取量が30.3gだった人は、5.8gだった人に比較し、アルツハイマー病になる割合が33%高かった、という報告がされています。

……私、甘い食べ物、大好きなんですよね(-_-;)
一日あたりの当分摂取量30グラムとか普通に超えているように思えてしまう(T‐T)

先述したように、アルツハイマー病発症のリスクが高まるのは炭酸飲料で、炭酸飲料と炭酸が含まれていない加糖飲料を比較してみると、炭酸飲料は発症リスクがとても高いそう。

……まぁ、私は飲み物に関してはお茶か水、という人間なのでこの辺りはホッと胸を撫でおろしております。

ちなみに、世界保健機関の方針では、健康維持のために糖類の摂取量は、平均的な成人男性で1日に25g未満に抑えることを推奨しています……

25グラムでも少なく思えますが、認知症リスクを抑える目標値は、研究を判断材料とした場合、5.8グラムです。

ただ、逃げ道がないわけではありません。

と言うのも、砂糖の代わりにオリゴ糖を摂る、という方法が残されているからです。
オリゴ糖は脳の炎症を防ぐだけでなく、腸内細菌のバランスを整え、腸内環境の改善や便秘の解消につながるとされていますので、過剰摂取はNGでしょうが、砂糖からオリゴ糖に切り替えてみるのは妙手の一つと言えるでしょう。

また、糖分が多い食品も同様に注意が必要です。

過剰な糖分摂取は、血糖値の急激な上昇と下降を引き起こし、脳にストレスを与えます。この血糖の変動が、脳の神経細胞にダメージを与えることがあるため、甘いお菓子や清涼飲料水などは控えるべきです。

さらに、加工食品やトランス脂肪酸を多く含む食品も避けるべきでしょう。

これらの食品は、添加物や保存料が多く含まれており、体に負担をかけることがあります。

加えて、これらの食品は栄養価が低く、脳に必要な栄養素を十分に供給できないため、認知症予防の観点からは望ましくありません。

認知症予防においては、健康的な食事を心がけることが重要だ、ということですね。

あと、忘れてはならないのがアルコール。

アルコールの摂取と認知症の関係については、さまざまな研究が行われています。

少量のアルコール摂取は、血液循環を促進し、脳の健康に良い影響を与えるとされている一方で、過剰な摂取は脳に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。

特に、長期間にわたる過剰な飲酒は、認知機能の低下を引き起こすリスクが高まります。

しかし、個人差があるため、自分自身の体調やライフスタイルに応じてアルコール摂取を見直すことが重要です。

結論としては、アルコールは適度に楽しむことが肝要です。

過剰な飲酒を避け、心身のバランスを保つことが、認知症予防につながります。飲酒習慣を見直し、健康的なライフスタイルを送ることが大切です。

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